yuki_hungaryの日記

旅行と生活のlog(にしたい)

北コーカサス地方に行ってきた。(ロシアのビザ、出発当日)

10/4〜10/14の間、遅めの夏休みが取れたので北コーカサスに旅行に行ってきました。

コーカサスとは。

https://ja.wikipedia.org/wiki/コーカサス

コーカサス英語: Caucasus)、またはカフカースカフカスロシア語: Кавказは、黒海カスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる面積約44万km2の地域である。コーカサス漢字表記は高加索 

このロシアとジョージアの国境を成している斜めのぐねぐねラインは全て山脈なんですが、この山脈及び高地のことを“コーカサス”と言います。

 

今回はモスクワ便が安く取れたので、そこを拠点にどこかもう1フライトしようと思っていたらコーカサスへの玄関口空港へのフライトが運良く見付けられたので、行き先をここに決めました。

この旅行を決める以前に「最近ロシアは観光にとても力を入れていて、誘致と宣伝をかなり打っている」という噂を多方から聞いており、

前まで必要だったビザもそろそろいらなくなってる頃なのでは・・・?

などと勝手にタカをくくっていたら、普通に必要でビザ取得への重い腰をあげなければいけませんでした・・・。

僕はこちらのサイトに大変お世話になりました。

 

諸々の申請方法はこちらのサイトを見ていただくこととして、注意点としては

  • ロシア大使館で申請する必要がある
  • Visa申請部は平日の9:30 〜 12:30 のみ開いている
  • 大使館への申請時には1営業日以上前にネット経由でアポを取る必要がある
  • 申請〜受取りまで11営業日以上ある場合は無料
  • 大使館はロシアの祝日が適用される。

などが挙げられます。

北海道の先にあるファーイーストロシア、ウラジオストクに行くには上記のガチ申請は必要なく、簡易版の電子ビザでいいらしい。

申請まで漕ぎつけるのにも準備にかなり時間がかかったが、私は受取り時にうっかり調べ漏れていた事があって、かなりヒヤヒヤした。

 

10/4(金)、僕は午前中普通に会社に行って、もろもろ引き継ぎを済ませてから家でキャリーケースをピックアップし、ビザを受取ってバビューンとロシアに行こうと思っていたんですよね。

だけどいざ大使館に向かう途中、受取りのことを調べていたら

「申請も受取りも平日9:30〜12:30まで。サラリーマンにはつらいよね〜。」

みたいなことが書いてあって、顔面が蒼白に。(この時14時半を回っていた)

急いでVIsa受領部の番号を調べ、地下鉄を降りた瞬間にかけても、何コールしても、何十コールしても誰も出ない・・・。何分間コールしてもマジで誰も出ない。

 「積んだかも・・・」

と思いながらも、フライトまでにはまだかなりの時間があるし、もう大使館の近くにいるしでまだまだ絶対に諦められない状況だと思っていた。

VIsa受領部はもう閉まってるかもしれないけど、もし大使館に誰か人がいれば受取りできるのでは・・・?と藁にもすがる思いでロシア大使館の他の電話番号を調べたら、以下の番号を入手できた。

母なるTwitterロシア大使館Twitter広報部である。

ここに書かれていた電話番号はVisa申請部とは違う番号であり、しかもGoogleMAPで見ると大使館自体は〜18:30まで開かれていると情報が出てきた。藁にもすがる・・・というよりはもっと阿鼻な、蜘蛛の糸にぶら下がり地獄を抜け出す時の「助けてくれ〜!!!!!!!!」に近い叫びが頭をぐるぐる巡りながら電話を掛けました・・・。

2コールほどした後、電子音声じゃない確かに人間の声で

Здравствуйте?」

と女性の声が聞こえ、私が(せめて英語でお願いします!と断ってから)受取りたい旨を伝えると、「Today is closed. Please wait next monday.」とキッパリ断られ、切られてしまった・・・。

それでも再度電話して、他の電話番号をタライ回しにされた挙句また掛け直したり、もう今夜フライトが控えているんです!!!!!と伝えるなどしたら「少し待て」と言われ、今度は男の人に電話が変わった。再度事情を説明すると、「Visaのレシートと身分証明証を持って、大使館のインターホンを鳴らせ。」と言われ、電話は終わりました。

終わってから、この時絶対に蒼白だった顔面に、確かに血の気が戻ってきたのを感じたんですよね・・・。それぐらいホッとした。

 

無事電話に出てくれたであろう男性からVIsaを受取り、思いっきり頭を下げてお礼を言っている時にかたわらの女性(最初に電話に出てくれた人かな?)が、こちらに向かって「気をつけてね!」と言ってくれ、それに対してまたお礼と、ついでに少し世間話をしたら、その人は僕がこれから行くコーカサスの玄関口、“クラスノダール”地方の出身だと言った。

あれだけ広いロシアに行くのに、わざわざこの日本でそんな縁のかぶり方する事ってあるんだ・・・。ってかなりびっくりして、Visaを手に入れられた事への安堵とかもろもろでとてもテンションが上がってしまって、かなりウキウキでそのあと空港に向かったんですよね・・・。(バカ)